仕分け作業が終わったが、なんとも空しい感情が残ってしまった。仕分け人の自分の非論理思考を棚に上げて、傍若無人な振る舞いには眉を顰めざるをいない。予算編成の作業を国民の前に晒したとか言っているが、結局は財務省が自分がしたい一部の予算を選び、ことを仕分け人にさせたに過ぎず、国民が望んでいる財政の正常化などは全く図られていない。民主党が掲げる新しい背策が真っ先に仕分けさせなければならないのに、そこは頬かぶりで莫大な赤字予算を組もうとしている。時代劇の悪代官を折らしめる正義の士を見るような錯覚を国民に与え、人気を博したとしても実質何の役割も果たしていない。極端な言い方をすれば国がする仕事は民ができないからするのであって、能率だの言いだしたら全部無駄であると仕分けることができる。
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