今回のクリントン元大統領の北朝鮮訪問は拙者には極めて不愉快なな出来事である。先ずこのような個人としての資格で北との対話を行うことが、オバマの言う対話による外交ならば世界を混乱に陥れるだけである。北は米国との二国間対話を望んでおり、それにまんまと乗るなどとはクリントンの見識が疑われる。米国の二記者の逮捕が拉致に近いのらば、これはテロでありテロに屈したことになり、これからのテロを助長する行為である。さらに、北による核の拡散を防ぐことが世界に求められている時、このような行為は北の核開発を黙認する方向に働き、世界の平和に対する裏切り行為と言えよう。また特赦などと云う超法規的処置を期待するなど、独裁者を喜ばせるだけである。米国が間違った方向に行くことを恐れる。
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