景気対策のために、財政出動するなどという言葉が見られる。拙者は経済学などというものを勉強をしたこともないが、直感的に単純に考えると腑に落ちない。自分の家のことと考えて、借金をしてお金をもらって生活が良くなるのは結構である。しかし、そのお金が大金持ちや打ち出の小づちから出てくるのならよいが、そのお金は自分のお金である。すなわち、国債という形で、貸主に貸しているのなら、おお金を貸して、それを貸りることになるのではないか。単にお金のある場所が移動するだけではないのか?変な公共投資では後に何も残らない。その分だけ借金だけが残るもとになる。もちろん、死蔵しているお金持ちのお金が取り上げて、それが回るのなら少しはましだが、そう簡単に上手く行くとは思えない。結局は朝三暮四と云うことではないか?経済学者は得てして経済理論に従えばと云うが、理論はある一面を説明するためにできたもので、経済が理論で動く筈のものではない。みんなで失業者に単にお金を出しても長続きうるものでもない。やはり、働くことでエネルギーを生み出す方策を考えるべきであろう。答があるなら政府に教えてあげてもらいたい。
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