NHKで司馬遼太郎作の「坂の上の雲」をTV映画化するらしい。企画そのものは素晴らしいし、NHKもかなり資金をつぎ込んでいるようじゃ。しかし、そのスチール写真を見ると何か違和感を感じる。そこで気がついたことは出演者全員の背が丸いことである。明治の、しかも軍人は少なくとももっと背筋がピンとしているはずである。これでは、画面から覇気が感じられないし、死線を超えた人を感じさせられない。。これは、時代劇や戦記ものにも言えることだが、出てくる俳優がその時代の雰囲気を感じさせない。一重に姿勢の悪さにあると思う。出演する俳優は一年くらい、剣道などを習わせ、たち振る舞いも訓練すべきであろう。出演俳優のかをも化粧をすると思われるが、男優などはきれいな顔や泥を塗っただけの顔などにせず、もっとその当時を想像させるリアルなものにしてもらいたい。これでは空々しく、共産国の宣伝映画みたいである。
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