かっては米国の繁栄を象徴していたビック3が破産の危機に立っているという。まさに、驕る平家は久しからずである。恐竜が死滅したように、巨体というものは案外自分自身の重さで潰れるものらしい。自分自身の長所で滅びると云う法則である。古来から、すべてある組織が崩壊するときはそれだけの理由がその前から内在しているものじゃ。ある人がそれを予見してても大勢は動けずに滅亡への道を歩んでしまうものらしい。一時期の世間で囃された米国式経営はその時の置かれている状況の下で利益を最大にするのを目的としていたようじゃが、そこには進歩がなく、当然その状況が刻々と変わることに追従できない。最後には古臭い体制として残ってしまう。労組も変化に気付かずに既得権利上に胡坐をかいている。結局は将来の変化を考え、自分本来の仕事をまじめに追求して行くところが生き残るらしい。
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