幕府の方針に反対し、安政の大獄で吉田松陰を始め多くの志士が首を切られた。今回の、田母神氏の実質上の首切りは平成の大獄と呼ばれても不思議ではない。職務上と言うが、航空作戦の論文を外部に発表したのであるのならば問題であろうが、我が国の歴史の話である。しかもその内容に反論もせずに、社会党の村山談話なるイデオロギーに染まった、売国奴とも言える人間の談話を継承するという、麻生の発言にも納得が行かない。かれは保守党の人間とは考えられない。しかし、中山大臣発言、服装で不合格とした高校校長の発言と今回の田母神氏と続々と正しいことを言う人が出てきたことは喜ばしいことである。犠牲になった方々には気の毒であるが、大獄が生じても我が国の将来に明かりを感じる。今回さらに、これを機会に大臣の素質や専門知識の問題、文民統制の意味、官僚罷免の法則、侵略の定義と認識など多くのことが議論されるようになることを祈っている。
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