オバマ氏の選挙大会での演説の模様はものに陶酔し、まるでロックコンサートを見るようであった。選挙に勝ち支持者の熱狂ぶりも凄まじいものであった。この喜びと宴の後にくるものは拙者には心配である。先ず民主党政権下というと我々には麻薬の蔓延、曾て神にも罰せられた同性愛、その他の堕落への傾斜というイメージがつきまとう。一方、選挙に敗れた側はこのようなことを快く思はずに口を閉ざしていることと思う。米国に真の融合をもたらしたというマスコミのコメントの反面、対立要素を奥深くに秘められているはずである。勝者が奢れば敗者の反発も大きくなる。ここで、オバマ新大統領がChangeを、特に支持者が間違えれば、国内の未だに存在する矛盾が一挙に吹き出し紛争を醸し出す可能性が多い。米国民にとって喜びが大きいだけに危険性もまた大きいこと知るべきである。我が国にとってもこの世界が大きく変わろうとしているときに、常に隣を見て物事を決めるようなことから脱却しなければならないだろう。
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