NHKの報道姿勢を問う

NHKでもっとも大切な番組はニュースであろう。ところが、このニュースの構成が極めて低俗である。多くの場合、まず大変な事件がありました。”被害者はよい人でした”式の決まり文句で始まる事件の報道である。まず、政治や経済や学術や科学の話から始まるべきであろう。文化か国家というかけ声はどこに行ったのじゃ。低俗新聞以下の構成である。この度の秋葉原での事件もそうである。大騒ぎをして延々と報道を続けている。大げさに報道をすれば、それに刺激されて模倣犯が出ることを考えていない。まるで、このような事件がまた起こることを期待しているような態度である。四川大地震の報道も酷いものである。一週間も続けてトップ報道を延々と軍による救援活動の宣伝も入れてしている。中国に同情を集めるようにと言う指令が来ているのか、あるいは阿った政治的な報道としか考えられない。またアナウンサーの人選もお粗末である。エリート・インテリ風の人はNHKが考えている一般大衆から嫌われるとでも考えているのであろうか？少しは風格のある人をアナウンサーに起用してはどうか。声の質も悪い。

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