戦後60年以上経つが、未だに手付かずの問題があるようじゃ。もちろん第一にあがなければならないのが、憲法の改正である。9条もあるが、天皇の地位も問題がある。第二に、米本主義を始め農業の抜本的改革である。自給率が30%とというのにその解決への取組が遅れている。第三に円のデノミネーションである。いわゆる基軸通貨のドルに対して三桁の数字と云うのは格好が悪すぎる。それができないほど我が国は常に経済が安定していなかったということか。第四に電信柱の地中化じゃ。これほど都市の景観を悪くしているものはない。第五に、礼儀作法の再検討じゃ。今ほど礼儀作法が乱れていた時代はないのではないか。第六に、議会制度の改革じゃ。これには代議士の選出法も含まれる。わが国の政治が体をなしていないいことは世界の認めることじゃ。第七に、わが国の近代史の問題じゃ。明治維新から始まり、日清戦争より、第二次戦争に至る歴史の正しい姿と解釈を確立する必要がある。他国におもねった歴史など不要じゃ。数え上げればきりがない程で出てくる。まだ戦後は終わらずというところか。
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