橋や建築物の長寿命化が叫ばれている。こういった我々の生活に密着した構造物が、たった50年程度で寿命がくると云う事に我々は耐えられるだろうか。戦後のあればよいという観念からもう抜け出すべき時じゃ。そこで、一つの疑問がある。それは、構造物に使われているコンクリートの寿命がどれだけかと云う問題である。見聞きしたことから判断すると、あるいはコンクリートの破片が落下落下したと云う報道を聞くにつれ、その寿命に疑問を感じる。コンクリート作りは永久構造物と云う、神話が行き渡っているが、これは本当の話であろうか?確かに一部丁寧に施工されたコンクリート、たとえばダムコンクリートや一戦前の一部構造物には長寿命なものがある。しかし、普通に作られている、特に鉄筋が入ったコンクリートにそのような寿命を期待できるのだろうか。どうか、コンクリートの専門家の人たちに本当のことを教えてもらいたい。
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