官僚は自分たちが属している官庁の責務の達成に全力を尽くしている。厚生労働省なら、病人の撲滅に、国交省なら全国を道路網で覆いつくすように、防衛省では、あるゆる敵国の攻撃に対処できるように。もっとも、文部科学省だけは我が国の教育の劣化のために尽くしているが。何はともあれ、優秀な官僚はその実現のための予算を際限なく要求することになる。政治屋もそれが選挙に有利となればその尻馬に乗ることになる。かくて、わが国は、素晴らしい国にになるが、その代償として、800兆円以上の借金を抱えることになる。このようなことがまともな姿であろうか。無い袖は振れぬ、貧乏国には、それぞれにふさわしい姿があるべきである。それには、先ず、歳出削減策以外にに道はない。では、どうしたら歳出を削減できるか。第一には、政治家が自覚すべきだ。国民がもっと大きな声を出すべきであろう。次には、官僚の数を減らして、できる仕事の量を減らすのも一つの方策じゃ。さらに財務省の優勝な官僚に歳出の削減を厳命する。しかしこれは今の福田内閣ではできまい。官僚に仕事をさせない方策をだれか考えてくれないか!
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