拙者には、どうして教科書に沖縄その他で起きたと云われる集団自決問題を扱うのか理解できない。戦争の悲惨さを教えるためとか言っているようだが、戦争の悲惨さの例はそれ以外いくらでもある。どう考えても、戦中での軍とあるいは国家と民衆の敵対関係に持ってゆきたい、他国のエイジェントとなっている人達の妄動であろう。もし、自決と云ったことを取り上げるならば、軍すなわち国家の保護を失った民衆の悲惨さを教えるべきであろう。満州におけるソ連軍による蛮行、本土防衛が出来なくなった時の非戦闘員の爆撃による虐殺、他国では、国民党軍により台湾国民の虐殺など、その例は国内外で数え切れないほどある。戦争は悲惨さを伴うものである。それを防ぐにはどうしたら良いかを我々は考えるべきだろう。