隣国は奴隷労働国家

拙者はいわゆる経済学者ではござらぬが、１０億以上の奴隷的賃金で働く労働者がいては、わが国の労働者の賃金はそれに引っ張られて、上がらぬのは当然じゃ。奴隷を飼育していれば、そのオーナーが大金持ちにんるのは当然じゃ。中国に、成金が続出しているのはこれまた当然じゃ。これまた、それに引っ張られて、安い品物が入ってきて、物価が上がらぬのも当然じゃ。いろいろのことを経済学者が言っておるが、ことの原因は極めて簡単なことである。通常は、未開発国が開国をすると、その国はインフレになるのだが、１０数億の民を抱える国にあっては、丁度プールとバケツの底を管で管のようなものでつないだと同じで、水位はプールの高さになってしまう。プールがコップなら、バケツの水位になる。さてそこで、奴隷と大金持ちが同居する所が、どうなってゆくのかゆっくりと眺めていることにしよう。