拙者は戦争をそのものを賛美するものではないが、人間社会では、長い歴史を紐解いても、みな戦争は避けたいと考えていても、譲れない政治問題がある限り戦争は無くならない。人間としての限界状態で、発揮されるその属している社会への愛、自己犠牲、そうしてそこで発揮される勇気や友愛については涙ながらにしか聞くほかはない。もちろんその裏側で起こる疎ましい事件を否定はしないが。ところで、沖縄での集団自決を教科書に載せると云う運動があるようじゃが、このようなことを生徒に教える価値がどこにあるのか拙者には理解できない。中国の主張する、一般国民は悪くないが、一部軍国主義者が悪いという我が国民の分断作戦に乗って行動しているとしか考えられない。そのでは、点中国に近い沖縄を侵略する場合には役に立つ教育かもしれない。先の戦争は全国民の多くが決起した戦争であり、中国のように一部軍閥が起こしたようなものではない。いまでもかの国は国民ではなく党が軍を持っている。拙者は、総力を挙げて戦ったことを誇りとしている。敗者の美学ではあるが。