くらも天狗

小沢の言い訳

小沢は説明責任を果たすと言って、記者会見を行ったようじゃ。その言い訳の核心は合法的に政治献金を処理していると云う点になる。しかし、問題になっているのは西松建設から直接献金を受け取れないので、名目上の政治団体を作り、それを通して献金を受けたことである。すなわち、こんなトンネル団体を作り、法の目を逃れる行為をしたことである。この団体がトンネル団体であると云う事を知っていたかどうかが、国民の関心事である。訳の分からない団体から多額の献金を受けることは常識的にありえない。小沢がそれほど盆暗とも思えない。法の裏をかいたから合法的と云うのでは説明にならない。

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知らぬは党員ばかりなり

小沢のお金に纏わる汚い話が表に出てきたようじゃ。彼に関しては世間では党のお金を不動産に代えて、自分の名義にしているとか、党を解散するときにあったお金を着服しただの、これまでも色々と世間では噂をしていた。鳩山幹事長の談話を聞くと、そのような話は聞いたこともないような発言である。彼は無競争で党首になっているところを見ると党員全員が世間の噂が耳には入っていなかったらしい。自浄作用のない党は没落への道を歩むことになる。金に関しては民主党ばかりでなく、自民党にも悪い噂に議員がいるようである。中には外国利権の噂もある。いわゆる売国奴である。実際のところ、今度の事件で国民は政界が少しは浄化されたと云うよりは、政界の乱れの方にうんざりしていいるのではないだろうか？しかし、やはり一つ一つ検察は浄化をしてもらいたい。最後に一言、わが国では、大江健三郎裁判の結果、噂を信じてよいことになっている。

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邪馬台国はどこに（続き２）

さて、測量の立場から女王国の位置を推測し、その位置は宮崎県にある確率が高いとした。本になっているのは観測される北極星の高さから位置を推測したと考えたものである。南北間の距離は北極星で測れるが、東西となると歩数などでしか測れない。そのために、旅行日数などで表さざるを得ない場合があろう。そこで、距離が示されていない国までの距離が水行などで表されるとしたら、それは東西の距離と考えるのが自然である。さて,魏使の梯儁は方角や距離の細かい点はともかく南へと旅して女王国に着いたと魏志倭人伝では読み取れる。さて、次の使者張政は邪馬台国の戦いの最前線伊都国に、魏の軍旗である黄幢を伊都国に持ってきたが、台与とは会ってはいない。魏志倭人伝では突如方角は南であるが、水行十日と二十日の記述が出てくる。文脈に捉われずに、これが、東西距離と考えると、多分に、合わせて水行三十日で邪馬台国は奈良盆地にあることになる。もちろん卑弥呼が宮崎にいた時も奈良には国があったはずである。しかし、それらの関係は伝では述べられていない。祭司、神託のみが宮崎で行われていてもこれ又不思議ではない。和気清麻呂は宇佐まで神託を受けに来ている。やはり日本国のルーツは神話通り高千穂の地と考えることはおかしな話ではない。

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小事の報道が好きなNHK

定額給付金の支給が決まるらしいが、NHKは定額給付金に価値があるのか、あるいはその意義や、その効果、影響等についての議論はさて置いて、麻生首相が給付金を貰うだの貰わないだの、どう言っただの些細なことを取り上げ、言っていることが違うだのの報道に多くの時間を費やしている。大事な議論をさて置いて、揚げ足取りのような報道が必要なのか、NHKは考えて欲しい。実にこの頃はNHKは詰まらない事件や品位のない報道が多いし、画面も実に汚い。NHKでは３原色しか使えないらしい。PCでも何万色が使えると云うのにだ。アナウンサーももっと品位のある人間を使ってもらいたい。中には、その辺のタレント同じような姿形で出てくるのもいる。NHKを新に改革する理事長が選ばれることが望まれる。このままでは、多分に現場の悪習から抜け出ることができないようじゃ。

邪馬台国はどこにあったか（続き）

さて、魏志倭人伝では女王国は会稽東冶の東にあると推測している。そこで、まず帯方郡とか会稽東冶の緯度差を考えてみよう。帯方郡がどこにあったかという定説はないようだが、一応京城の北と考え、３７度とすると、会稽東冶のとの差は８度と云うことになる。この８度を距離に直すと、１度は111.1kmである。すると帯方郡と会稽東冶との南北差は888.8kmである。当時の1里は75mであるから、1km=13.33里となる。888.8kmを里で表せば、888.8kmx13.33里/km=1万8千5百里となる。この距離は魏志倭人伝で述べている帯方郡から女王国までの距離一万二千余とほぼ一致する。すなわち、魏使は帯方郡と女王国との緯度差は約8度と認識していたことになる。魏使の計測が正しければ、女王国はどうしても宮崎県になくてはならないことになる。これからは、邪馬台国は宮崎県にあったと云う事から歴史を考える必要があろう。

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