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ワールドカップ・トーナメント戦も我国は惜しくも敗退してしまった。しかし、今回の日本出場選手は試合の冒頭で肩を組み合い国歌を斉唱したには感服した。聞けば、これはブラジルから聴かしたツーリオ選手の発案だと云うことである。世界中で当たり前のことがどうして我国で今まで行われてこなかったのか不思議である。ここまで教育現場やマスコミが廃退しているとは嘆かわしいことである。ツーリオ選手と云い台湾の李登輝氏の方が遙かに日本人らしいのは誠に不思議なことである。
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今世界はワールドカップで熱狂しているようじゃ。今回の特徴はフランスやアフリカ諸国の例に見られるように、才能のある選手を集めても組織は機能しないことであろう。各才能が発揮できるように組織を作ることが大事で、各自がバラバラに動いていては、旨く行かない。それと同時に、組織のために尽くすという心を各選手が持っていなければ、一寸したことで組織は崩壊する。企業でも才能のある外国人を採用する動きがあるが、その人たちの会社に対する忠誠心を育てなければ,矢張り組織は崩れて行く可能性がある。金に釣られてその会社に入ったならば、矢張り金で会社を去って行くことも覚悟しなければならない。才能と組織に対する忠誠心の二つが必要であろう。
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児童手当だの高校無料化をしますなどと,選挙での利益誘導型の公約は、不特定多数を狙った買収行為に当たるのではないだろうか。例えば、特定の個人を狙った殺人が殺人に問われ、不特定多数の人を殺しても殺人にあたらないと云うことはない。これは、政党ぐるみの買収行為である。このような買収に得られた選挙は少なくとも無効にすべきである。公約は政策に限るべきである。政策を掲げるのであれば、それを実現する具体的な方策も示すべきである。
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民主党政権には全く期待をしていた訳ではないが、それにしても失望させられる。この政権が誕生して、我国に何か良いことが起きたであろうか。それよりも、普天間や政治資金その他の嘘が堂々と罷り通り始め、国民に信の心を失わせた罪は大きい。菅政権になっても、矢張り嘘ばかりついて、選挙に勝とうとしている。財政再建と云い、基礎収支の均衡と言いながら、児童手当や高校無料化など全く無駄なことに税金を使い、赤字国債を発行し続けて、財政を再建出来るというのであろうか。全くの嘘である。平気で嘘が言える世にしたことを何よりも憂るえる。
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借金 法が改正され、収入の三割以上の借金は禁止されることになったらしい誠に適切な方であると考えられる。その三割という数字が妥当であるならば、国も税収入の三割以上の借金、すなわち、国債発行を禁止すべきである。政府は、税収を上げたいようであるが、その前に、多くの無駄なバラマキや税金を投入する産業振興策は止めなければ、国が成り立たないともう国民は感じ始めている。それを感じて菅総理は消費税の引き上げなどと言い出しているが、出る方を押さえることには関心がないらしい。
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ハヤブサがその任務を果たし地球に帰還するという偉業を成し遂げたというニュースは久しぶりに、日本中を沸かせる快挙と言えよう。その喜びの時に先ず頭によぎったのは、この計画が民主党政権の時でなくて良かったと言うことである。日本の先端技術を潰すことに専念している民主党が更に潰しに罹ることがないように祈るだけである。しかしＮＨＫのニュースには失望した。あの美しく火の鳥のように燃え尽き、ＢＢＣではないが,次世代の人の心に不死身鳥のように甦る映像を,アナウンサーの映像よりも小さな枠で報道するそのセンスを疑う。画面一杯に報ずべきだある。少なくとも、ハヤブサの偉業はワールドカップの一勝より大きな出来事である。
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自民の谷垣党主はテレビに登場するとき、決まって右を見たり左を見たり正面を向いて話をすることはない。まるで、刑事に問い詰められた犯人のように顔を背けている感じである。これでは、迫力がない。カメラに向かった話をすべきであろう。カメラの向こうには聴衆である国民がいるのである。顔を背けて話をされてはその人物を信用できない。もちろんＮＨＫのアナウンサーのように怖い顔をして睨み付けることはないが。菅総理は目がウロウロしており、これまた信頼を得るような話し方ではない。
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菅新政権の支持率はマスコミのよると高いようである。これも不思議な話で、政権が交代し,政策が変わった訳でもなく、新政権は殆ど閣僚の入れかえもなく、まだ実績もないので評価出来るはずもなく、それが高くなるはずもない。これはどう見ても,鳩山・小沢のに対する嫌悪感が取り除かれたためとしか考えられない。新内閣は選挙のことしか頭にないようであり、何ら新しい政策を打ち出すこともないであろう。世界情勢が急速に刻々国と変わりつつあるときに、無策であるのは無作為の罪である。
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日本人の議論嫌い、議論下手は定評のあるところである。議論というと相手を攻撃し,負けると人格が否定されたような感覚を持つらしい。しかし、議論は互いの知識の啓発するところにある。互いの知識の足りないところを補い合うところにあるべきである。しかし、最も議論すべき政治家が議論を避けて、独裁的手法を好むのは問題である。至近の例の、「郵政改正」問題でも、議論が行われたとは思われない。郵政民営化は圧倒的多数で国民の支持を得た案件である。それに欠陥があるとしても十分に議論を尽くすべきであろう。その他、民主党が出してきたマニフェストによる議案が十分に議論されことはなかった。議論を避けると独裁になる。
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昔から、郷に入れば,郷に従えと言う言葉がある。これが、地域の安定に大切なことでもあろう。しかし、すぐに異文化がその地を活性化するという反論を言う人たちがいる。しかし、異文化を持って流入してきた人たちが、その地域忠誠を誓っているかどうかと言うことになると話が別である。異民族、異文化のあるまりの象徴のような国、米国でも米国人で限り、米国に忠誠を誓いその象徴としての国旗に敬意を払うことにより,国が纏まっている。最近、オランダやフランスでも移民への目が厳しい。夫れは、その国の文化を破壊するのではないかとの危機感の表れであろう。反国家では受け入れることが出来ない。我国でも左翼と言われる政治家が移民系の人が多いようであるが、その人たちの意識がどちらの国を向いているかが問題である。少なくとも、日本籍の政治家なら、日本国国旗には敬意を払うべきである。心は形に表れ、形は心に影響を与える。
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